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2008年8月 8日 (金)

幻の宣伝カー

『狭いながらも楽しい我が家』である日本は、建築の世界に『借景』が生きている。

窓により、切り取った向こうの景色を取り込むのだ。景色と言うより”世界”が正しいのかもしれない。しかし、”目の前に高層ビルが建つ”なぁんて事になると、借景は永遠に消えてしまう事になる。ビルが建たなくとも、時が過ぎると”思い出の景色”となってしまう。写真は、その思い出を残せる。

風鈴の音を聴いて、”涼しい”と言うより、何か落ち着いた”風流”とでも言うか、そんなものを感じる。これは、日本人にしかないと言われている。しかし最近は、川の流れる音や蝉の声、それを”煩い”と感じる人が増えているらしい。『ドライで、人間味が無いんだよ』では、済まされないと思う。

さて、気を使わないスナップ写真に、思わぬ物が写っている事がある。それは、”風流”でも”思い出”でもない”驚き”の場合もある。

Nippon01

この写真は、51,2年前の写真だ。と言うのは、抱っこされている私の年齢から判断したものだ。現在、53歳の私だが、どうも?1歳くらいかなぁ、、。私を抱いている祖母が生きていれば、110歳となる。このとき57歳くらい?そして、親父は33歳?お袋は30歳?かなぁ、、。

実は、店の看板に注目して頂きたい。『ニッポンビール』とある。

昭和24年9月、当時の大日本麦酒は、日本麦酒と朝日麦酒(現在のアサヒビール)に分割され、昭和31年日本麦酒からサッポロビールが復活され、39年には社名もサッポロビールとなるのだが、その間の『ニッポンビール』の宣伝カーが、我が家の前に停まっている写真なのだ。

Nippon02

おそらく、お袋にポーズを取らせているので、この写真は親父が撮ったものだろう。

Nippon03

しっかり”リボンシトロン、リボンジュース”の文字が入っているので、これも親父が撮った写真に違いない。姉は?どう見ても3歳ちょっとだろう。やはり1枚目の写真にある私は、まだ0歳なのかもしれない。

探し方が悪いのかもしれないが、当時の宣伝カーの写真をネット上で探し出せない。ひょっとすると、この写真は、貴重なショットなのかもしれないのだ。そう考えると、単なるスナップ写真が”驚き”の写真に変わってしまうのだ。

ちなみに、この写真は、写真を写真に撮ったものなので、多少歪んでいる。それに、少し硬い写真になっているのは、仕方が無いかな。

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コメント

>あこあこまん さん
おっ、気付きました?
そうなんですよぉ、、この時代に“カラー”なんです!
おまけに、この宣伝カーですからねぇ、、。

投稿: 一級能書士 | 2008年8月 9日 (土) 20時58分

カラーTVとか写真が出回りだしたのは
私が生まれる数年前だったような。
これってカラーであることだけでも既に貴重なのでは?
昔の写真って白黒だから実際どんな色味だったのかなかなかわかんないですもんね。

投稿: あこあこまん | 2008年8月 9日 (土) 16時49分

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