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2005年11月27日 (日)

西部劇と大蔵省

『大蔵の一族』と言って、何だか分かるだろうか?

漢の高祖が、日本に帰化し、大和朝廷の官物を納めた蔵である大蔵に仕えたことから、大蔵を氏として朝臣の姓を賜ったといわれるらしい。そろばん勘定が上手かった人達だったのだろう、大蔵省の大蔵の語源と聞いた事がある。この一族が藤原純友の乱を鎮めるため、九州に来たようだ。その後大宰府?を中心に子孫が広まったようで、原田・高橋・江上・田尻などの祖となったようだ。私の苗字である原も、その一族であるようだが、実際は祖父が江上から原に養子に出ているので、いずれにしても大蔵の一族の端くれかと思う。先日、久留米市と合併した城島町に江上と原が地名にあるが、その江上が本家だ。

何が言いたいかというと、日本は、ある時期に人口が倍増しているのだが、それは何故かと言うと、生活環境が改善されたからではなく、大陸から多くの帰化人が一挙に来て増えたと言われている事だ。自然増では説明が付かない。

そう、先祖の先祖は中国人!であったわけだ。

大陸からの帰化を、私なりの話し方では、『東部劇』と呼んでいる。アメリカ合衆国の西部劇。その東洋版だ。

大蔵⇒原田⇒秋月 この秋月は、後々の宮崎、高鍋藩の祖となる。かの有名な上杉鷹山は、この高鍋から米沢の上杉に養子に行ったのだが、アメリカ大統領ケネディが唯一知っていた日本人が、この鷹山公であったと言われている。

しかし、大蔵省も上杉鷹山も、言い方によれば中国人なのだ。血筋が確りしていればいるほど中国人という事になる。

さて、本題。

今日、私の応援している魁皇が朝青龍に負けて、チョイと残念。しかし、朝青龍はこの一番で優勝を決めた。7連覇というトンでもない記録を作った。彼は泣いていた。しかし、座布団が舞っていた。あれは?何故か?地元魁皇が負けたから?まぁ、それもあるだろうが、朝青龍がモンゴル人だからだろう。うーーん、チョイと良くないねぇ、、。

実は、昨年、この魁皇の写真付き切手を作り、販売した。朝青龍の7連覇の前の優勝者が魁皇だった。

しかし、この魁皇、本名:古賀は、やはり大蔵の一族のようだ。えぇっ!?

遠い過去から現在、日本列島は『東部劇』の終点の地であった訳だ。シルクロードをさかのぼり、遠く西の果てブルガリア、グルジア、モンゴルから歴史を作る勇者が集まる。その『東部劇』を今に伝えるのが大相撲だ。だから国技なんだ。昔々、海を渡る度胸のあった者たちが日本人と呼ばれ、現在に至っていると信じている。

追記:大分県日田市にある日田神社は大蔵の一族を祭った神社だそうで、何と!相撲の神様なのだ。

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コメント

あこあこまんさん、貴重な情報有難う御座います。今日の夜には、行き付けの『カルド』で連絡できるでしょう。有難う御座いました。

投稿: 一級能書士 | 2006年1月31日 (火) 09時14分

28日から朝青龍はモンゴル帰国中でお留守です!

投稿: あこあこまん | 2006年1月30日 (月) 22時29分

あこあこまんさん!いらっしゃいませ!
昨日(1/26)行きつけの店で、ボーイスカウト活動をしているバイトの学生が、『モンゴルへ行っての活動が大変で・・・』『タイにも行きました・・・』『朝青龍は、ボウイスカウトなんですよ・・・』と、色々言うので『高砂部屋に行って見たら?朝稽古を見せてもらって、その後にでも相談すれば?日本語とモンゴル語を喋れる訳だし、気さくそうに見えるよ』と言いました。ひょっとすると、そのバイト君、本当に朝稽古を見に行くかも?

投稿: 一級能書士 | 2006年1月27日 (金) 09時32分

早速来ました。
実は私、朝青龍の涙にびっくりして、座布団の乱舞が記憶にないのですが、こういった切り口での所見はおもしろいですね。勉強になりました!教養深し。脱帽・・・

投稿: あこあこまん | 2006年1月25日 (水) 20時24分

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