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2008年5月16日 (金)

四川大地震

今朝のニュースも、当然、四川大地震だ。北海道の広さが被災地なのだそうだ。

ニュースによると、『授業中の生徒達900人が生き埋めになった。』と言う事から、報道は始まったらしい。それで、『じゃぁ、日本国内の校舎は大丈夫か?』と言う話しになった。どうやら、やっと半分を超した程度が、補強済みで、後は、補強されないまま残っているのだそうだ。

まぁ、専門が建築だが、どこまで改修が進んでいるかなど、想像をしたりするが、数値的なことは、全く知らない。おまけに、見たばかりのニュースなのに、もう、数字的なことを記憶していない。

しかし、改修の進み方は”5ポイントほど”と言ってたが、何に対してだろう?

まぁ、、形ある物を維持していくには、お金が掛かる。実は、昨日戻ってきた愛車の車検費用は、25万近くで、中古を購入できる額だった。予定より早く戻ってきたので、明日の土曜日は、次男達のサッカーを応援した後、少し遅刻するが、日光で行われる同窓会に出席しようと思っている。(問題は、泊まれるか・・だ。)

さて、形ある物としての”建物”は、維持費が掛かる。何度か、改修工事をやった。現在、弊社社員が、ある公共建築物の免震工事をやっている。担当のT君は、以前も、改修による大型の免震工事をやったことがある。当然だが、新築時点から免震対応された物件も数件行った事がある。

理論は簡単だ。手の平を広げて、ガラスで出来た少し重い灰皿を握らずに、ただポンと乗せてもらい、前後左右に動かす。当然、ダルマ落としのように、灰皿は、その場に居ようとして、手の平だけが動く事になる。

その逆の実験は、安物の割り箸をシッカリと手に握り、思いっきり振って急に止めると、根元からポッキリ折れる。

子供の頃、近所のお寺や神社の床下に潜り込み、玉石の上に乗っているだけの建物の基礎を見たことがあるが、最近のお寺や神社は、コンクリートで出来ているから、、、まぁ、そんな構造は、していないのだろう。地震の多い、日本ならではの構造だ。

五重塔などは、ある意味、南京玉簾(なんきんたますだれ)状態だから、地震に強い。ヘビみたいな構造だ。

と、まぁ、日本だけでなく、現在の中国も耐震について、相当進んでいるらしいが、如何せん、昔の建物を全て壊して立て替えてしまう・・とは、出来ない。徐々に立て替えていくしかない。

柏崎の地震後を見てきたときに、このブログにも書いたが、”土壁”の建物が残っていて、それが壊れた建物の大半だった。テレビの報道映像では、今回は、レンガ?を積んだようになっている建物が、崩壊しているように見えた。早く、立て替えたかっただろうなぁ、、。

それにしても、日本国内の公共建築物は、維持するためのお金もケチっているようだが、不測の事態が発生した時、どうするつもりなんだろう?

まぁ、、我々末端図面屋が、実質時給500円レベルでやるしかない仕事で、人の命は守れない。”やる手”が無い事を”手抜き”と言われても、対応出来ないものは、どうしようもない。とにかく、ある程度の技術を持っている者たちに、続けて仕事をしてもらう手段が無いのだ。残るはオペレータだけになり、そのオペレータさえ、しばらくすれば居なくなるだろう。

北京オリンピックが開催されている頃、色々なものが出来上がって、完了しているからこそ開催できるのだが、ある意味、ちょっと”ストップ”と言うか”お休み”状態になると考えていた。その”お休み”だけでも、日本には、凄い影響があると思っていた。それが、今回の大地震で、”お休み”どころの話しではない。大変な事になってしまった。

この事の影響は、物理的なものだけに納まるはずは無い。昔、アメリカがクシャミをすると、日本は風邪を引くと言ったが、今や日本の中国に対する依存度は、相当なものだ。最初は1万人規模の死者と報道されていたが、どうやら5万人規模らしい。とにかく、桁外れに凄い。

揺れを感じなかった日本に、本当の影響が来るのは、いつか?どんな形で来るのか?先を読んだ話しをしてくれる経済学者や政治家は、いないのだろうか?対応は、早ければ早いほど良いに決まっている。

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